『図説 微生物による水質管理』
(千種 薫 著)
大好評 発売中
排水処理施設の生物相観察による施設管理手法を詳述しています。今すぐ対策を講じたい異常発生時や,逆に現在の良好な処理状態を維持したいときなど,実地で業務を担当する技術者・技能者にとってのマスターピースです。入門者・初心者,また熟練者にとっても、必ず実用の助けになる書です。
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令和6年(2024年)能登半島地震で被災された皆様に対し,謹んでお見舞い申し上げます。
被災地の一刻も早い復興を,心よりお祈り申し上げます。
4月号は稲森悠平先生御企画の特集で先端的な内容となっています
「用水と廃水」4月号は,弊誌編集委員である稲森悠平先生が企画立案の「環境再生保全のための水・資源循環高度適正方策」という特集です。掲載されている論文は,「バイオ炭」,
「water-in-oilドロップレット」,「AI活用の運転支援技術」,「オフグリッド住環境」などと,やや散漫な印象があるのは否めません。しかしながら,各論文をみると,それぞれ水環境保全に関する技術開発で“先端的”ともいえる内容です。本年の地震災害の復旧過程でも明らかになったように,人口過疎化が進む地域における水インフラをどのようにしていくのかというのは,今後の日本の大きな課題となります。ここで提示された技術が社会実装されていくことで,その解決の一助にでもなればと強く思うものです。
『用水と廃水』年間購読料を改定しました
毎々『用水と廃水』の御愛読,ありがとうございます。さて,2023年4月号以降から購読をされる場合,年間購読料を,20,400円(税込価格,送料含む)に改定させていただきました。諸物価高騰の折,何卒御了承賜わりますよう,お願い申し上げます。
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第66巻 4月号 【Vol.66 No.4】 特別定価 2,000円(税込) |
区 分 | 論文名 | 所 属 | 執筆者 |
今月の話題 | 水インフラを担う人材の育成 | 東北大学大学院工学研究科土木工学専攻教授 工博 (『用水と廃水』編集委員長) |
西村 修 |
解説 | 日本一の「おんせん県」大分における第二の温泉郷・由布院温泉と 周辺の水環境―過度な開発を控え自然環境を重視した地域づくり― |
環境工学研究所所長 環境計量士 環境カウンセラー(事業者) |
星山 貫一 |
特集/環境再生保全のための水・資源循環高度適正方策 | |||
特集論文 | 水循環・資源循環の高度化による環境再生保全に資する研究・ 技術開発の現状と方向 |
特定非営利活動法人 バイオエコ技術研究所 | 稲森 隆平, 稲森 悠平ほか |
特集論文 | 地球温暖化対策を踏まえた資源循環におけるバイオ炭の活用方策 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境研究部門 |
須藤 重人 |
特集論文 | 環境再生保全の開発評価に資するwater−in−oilドロップレットを 活用した微生物培養技術の開発 |
(株)オンチップ・バイオテクノロジーズ (国研)産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門 |
大田 悠里, 野田 尚宏ほか |
特集論文 | 水循環健全化のためのAIを活用した下水処理運転支援技術による 環境再生保全 |
(株)明電舎 | 鮫島 正一ほか |
特集論文 | 八ヶ岳地域でのオフグリッド住環境実現に向けた水循環健全化 のための生物膜・RO膜技法の導入および生活状況の実証評価 |
INNFRA(株) | 川島 壮史 |
特集論文 | 気候変動・温暖化対策の視点からの埼玉県の取組みと水環境分野 における研究開発の展開 |
埼玉県環境科学国際センター | 木持 謙ほか |
【連 載】 21世紀の 水・土壌環境講座 |
第19回 第2章:化学物質による汚染の対策 ―残留性有機汚染物質(POPs/PFAS)[その2] |
明星大学名誉教授 | 田中 修三 |
【連 載】 用廃水豆知識 |
第523回 環境再生保全健全化のための農村地域の外来種対策 |
特定非営利活動法人 バイオエコ技術研究所 理事長 | 稲森 悠平 |
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