『図説 微生物による水質管理』
(千種 薫 著)
大好評 発売中

排水処理施設の生物相観察による施設管理手法を詳述しています。今すぐ対策を講じたい異常発生時や,逆に現在の良好な処理状態を維持したいときなど,実地で業務を担当する技術者・技能者にとってのマスターピースです。入門者・初心者,また熟練者にとっても、必ず実用の助けになる書です。
e

令和6年(2024年)能登半島地震および令和6年能登半島豪雨で被災された皆様,今般の岩手県大船渡市の山林火災で被災された皆様に対し,謹んでお見舞い申し上げます。
被災地の一刻も早い復興を,心よりお祈り申し上げます。



7月号は水道水質保全への「DX」活用の現在を特集しました

 7月号は「DXを活用した水道水質保全の新たな取組み」と題した特集号です。本誌での DX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマとした特集は初ですし,論文表題に「AI」という語が入ったものが掲載されるのも初となります。“業務のDX化”というと管理部門の事務的な内容が第一に想起されますが,いよいよ施設の運転管理や水質管理,水源の藻類相まで,本誌のキモに当たる部分の大半もDX化を進めていくことが避けられないようです。
 特集では,凝集剤注入量の最適化や藻類種の自動解析など,この道数十年のノウハウが必要とされる部分を,どれだけAI 等で代替できるのか取組んだ成果が示されています。まだまだ改善が必要な箇所も多いようですが,水道の専門職員や運転に伴う温室効果ガス発生量を減らさないといけないとされているので,DX化の行き着く先を注視していきたいと思います。


弊社ホームページの不調による御不便をお詫びします

 書籍・雑誌や在庫切れの雑誌バックナンバーのコピーの御注文は,下記アドレスまで,「希望書籍(雑誌)名」「お名前・御住所・御所属」など必要事項を記載したメールにてお知らせいただけますと幸いでございます。
 スマホでお問合わせの場合には,返信メールは弊社PCから送信しますので,PCメールの受信拒否の設定を外していただきますよう,お願い致します。

  
net_hanbai「at」youhaisui.com
 *「at」は @ (半角アットマーク)に読み替えてください。

 御不便をおかけしますこと,お詫び申し上げます。











第67巻 7月号
【Vol.67 No.7】
定価 2,000円(税込)


区 分 論文名 所 属 執筆者
今月の話題 「適応」の時代こそモニタリングの活用を 筑波大学生命環境系 教授 内海 真生
解説 地中海に面し切り立った崖と入り組んだ入り江の絶景に
パステルカラーの街並みが点在するアマルフィ
─南イタリアの世界遺産を訪問(4)─
環境工学研究所所長 環境計量士
環境カウンセラー(事業者)
星山 貫一
         特集/DXを活用した水道水質保全の新たな取組み
特集論文 水道水質の保全に向けた環境省の取組み 環境省水・大気環境局環境管理課
水道水質・衛生管理室長
(現 富山県生活環境文化部次長)
柳田 貴広
特集論文 大阪市水道局における高分解能質量分析計とデータマイニングによる
水質異常対応への取組み
大阪市水道局 工務部水質管理研究センター 山田 圭一ほか
特集論文 AI を用いた浄水場原水濁度の変化予測 横浜市水道局 小雀浄水場 八木沼大翔ほか
特集論文 AI による薬品注入ガイダンス装置の開発 前澤工業(株) 向地 博之ほか
特集論文 画像処理型凝集センサによる凝集剤注入制御システム (株)東芝 総合研究所
インフラシステムR&Dセンター
有村 良一ほか
特集論文 画像解析による藻類種の判定 仙台市水道局 浄水部水質管理課 上野  優
特集論文 AI × 環境データによる管路劣化診断 Fracta Japan(株) 日本カントリーマネージャー
COO
井原 正晶
【連 載】
21世紀の
水・土壌環境講座
第34回 第5章:放射性物質による汚染の対策
        ─汚染土壌等の除染措置と汚染水の処理技術[その2]
明星大学名誉教授 田中 修三
【連 載】
用廃水豆知識
第538回
水稲被害を引き起こすジャンボタニシ (スクミリンゴガイ)と防除対策
特定非営利活動法人 バイオエコ技術研究所 理事長 稲森 悠平




用水と廃水ホームページ 
http://www.youhaisui.com/
Copyright © 2004 株式会社産業用水調査会
The Industrial Water Institute